No Animal No Life. Seita Animal Hospital VT Blog
投稿日時
2023年10月11日
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検便のお話!

みなさんこんにちはー!

高田です!もう10月…今年ってあと3ヶ月きってるの…とびっくりしております。
でも涼しくなってきて嬉しいですね〜!

今回は!検便のお話でもできればなと思います!
主にわんちゃんねこちゃんですが、お腹の調子が悪そうな時・健康checkご希望の際に便をお持ち頂いて検査しております。

「検便の結果、問題ないですよ!」と言われれば安心するけれど、検便で何を見ているのか…というのをお話しようかと思います😊
気になる方は読んで頂ければと思います😌

まず検査は、見た目から始まります!
固さや色などを見て、
正常な固さ(良便・固形便)か、軟らかい(有形軟便・泥状便・水様便)のか、
色は黒くないか(食べているものによっても変わります)、赤色が混じっていないか、などです。

見た目を確認した後は、顕微鏡での検査になります。
顕微鏡では、便の中の細菌の比率や、虫卵の有無をみます。
細菌は球菌(丸いもの)と桿菌(細長いもの)の比率をみて腸内環境が崩れていないか、球菌桿菌以外の菌はいないかなどをチェックしています。

⬆ピントが迷子でごめんなさい…。わかりづらいかと思いますが、細菌を見る時の視野はこんなかんじです🤦‍♀️なんとなく伝わればなと思います…。

あとは虫卵の有無です!
飽和食塩水を使って便中の虫卵を浮かび上がらせて検査します!(浮かばない虫卵もいますが、その虫卵は菌を見ている時に顕微鏡下で遭遇することがあります)
比較的検出されることの多い虫卵は、回虫卵やコクシジウムかなと思います。🥚

⬆回虫卵さん

⬆コクシジウムさん

こんな見た目をしております🙄

虫卵が検出された場合は、駆虫薬を使用して、後日また検便を行い、虫卵が減っているか、いなくなっているか確認します。
駆虫薬にもよりますが、虫卵ではなく成長した虫体に効果のあるものが多く、その場合、駆虫薬使用→虫体いなくなる→卵は残る→卵から孵化→次の駆虫薬投与(1回目から期間は空ける)→虫体いなくなる
の順で進んでいくため駆虫薬1回の使用で完全にいなくなる!とは限らず少し期間がかかります。
動物さんも飼い主さんも根気強く頑張りましょうね…🥺

もし、
・お家の動物さんの便が最近軟らかい…。
・お散歩中、道端に落ちていた便を食べてしまった…。
・予防薬飲ませたらおしりから白い細長い糸みたいなの出てきた、、
などなどありましたら、ご相談ください!
お持ち頂ければ検査させて頂きます!
※なるべく新しいものでお願いします!(時間が経っていると細菌のバランスが変わることがあるため)

長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございます🙏!

気温差に体調がやられないように気をつけましょうね〜〜😌