- 投稿日時
- 2022年7月18日
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療法食シリーズ?~おしっこトラブル用フード (下部尿路疾患用フード)
こんにちは、長坂です。
先週は梅雨に戻ったような天候でしたね☔。私は雨の音は好きですが、雷は苦手。
うちのにゃんこと同じです。
さて前回、「療法食とは」というお話をさせて頂きました。
今回から、具体的な療法食について、少しずつお話ししていきたいと思います。
初回は“下部尿路疾患用療法食”です。
あれあれ、長くて堅苦しい名前ですね💦💦
“下部尿路”というのは膀胱に溜まったおしっこが外へ出るまでの道。
そこでのトラブルが下部尿路疾患、いいかえればおしっこトラブル。
下部尿路疾患用療法食とはおしっこトラブル用フードなのです。
まずはおしっこトラブルとしてよく見られる症状を挙げてみました。
・尿中に結晶が多く検出している
・レントゲンで膀胱に結石が見つかった
・おしっこが赤い
・トイレの回数が増えた
・一回のおしっこ量が少ない / 頑張っているのになかなか出ない
・トイレにいる時間が長い
・トイレの時に鳴く
・トイレ以外の場所で粗相してしまった などなど
これらの症状がある場合、病院での診察が必要ですが、その他にトイレ環境の改善や適切な療法食=下部尿路疾患用療法食が効果的な場合が数多くあります。
下部尿路疾患用療法食は、主としてストルバイトおよびシュウ酸カルシウム結石症の犬猫のために処方されたフードです。
食べ続けることで、飲水量を増やし、尿pHを正常に保ち、ミネラル分の調整により結晶が出来にくくなります。(積極的にストルバイト結晶を溶かす働きがあるものもあります!シュウ酸カルシウム結晶は溶けないけどー😨)
また、ストレス緩和成分(加水分解ミルク蛋白🍼やL-トリプトファン)が含まれているものもあります。下部尿路疾患にストレスは禁物ですからね。
ただ、気を付けなければいけないのは、療法食は食べ物から体質を改善していくものなので、ある程度継続して食べないと十分な効果が得られない、また中止により再発の恐れ等があります。
反対に、体調や年齢によって、変更や中止の必要が生じる場合もあるので、療法食ご購入の際には獣医師やフードアドバイザーにご相談下さいね。
ちなみに以上の内容をまとめた紙を病院にご用意しております。よろしければぜひお持ちくださいっ😊!
以上 お疲れ様でした。
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